国際図書館連盟(IFLA)、SDGsの「自発的国家レビュー」(VNR)における図書館への言及状況を調査したレポートの2022年版を公開

2022年7月12日、国際図書館連盟(IFLA)は、国際連合の持続可能な開発目標(SDGs)に関し、自発的国家レビュー」(Voluntary National Review:VNR)における図書館への言及状況を調査したレポートの2022年版“Libraries in Voluntary National Reviews of SDG Implementation (2022)”を公表しました。

VNRは、国家がSDGsに関する自らの取組をレビュー・報告するもので、同レポートでは、図書館に言及している国の割合、関係しているSDGsの範囲、SDGs毎の言及の性質等がまとめられています。

43のVNRの内33%に当たる14件が図書館に言及しており、特にアルゼンチンとラトビアのVNRには図書館の役割に関する独立した章が設けられていたこと、SDGsの内15の目標で図書館に関する言及があったこと等が述べられています。

At the heart of sustainable development: IFLA releases analysis of 2022 Voluntary National Reviews(IFLA, 2022/7/12)
https://www.ifla.org/news/at-the-heart-of-sustainable-development-ifla-releases-analysis-of-2022-voluntary-national-reviews/

Libraries in Voluntary National Reviews of SDG Implementation (2022)(IFLA)
https://repository.ifla.org/handle/123456789/1988

参考:
国際図書館連盟(IFLA)、SDGsの「自発的自治体レビュー」(VLR)における図書館への言及状況を調査したレポートを公表
Posted 2021年5月6日
https://current.ndl.go.jp/node/43928