明治大学中央図書館、ギャラリー展示「城市郎文庫展—出版検閲とその処分」を開催

明治大学中央図書館(東京都千代田区)は、2019年10月18日(金)から11月17日(日)までの休館日を除く期間、同館のギャラリーで入場無料の展示「城市郎文庫展—出版検閲とその処分」を開催することを発表しています。

同館のコレクションである城市郎文庫所蔵資料の中から、戦前の出版検閲により発売禁止などの処分を受けた貴重な資料、戦後の刑法175条(猥褻文書関係)により摘発された資料等の展示が行われます。

また、展示関連企画として、2019年10月26日(土)に記念講演会「城市郎文庫と出版検閲」(仮)が同館で開催されます。講演会の内容(予定)は次のとおりであり、事前予約は不要とあります。

・講演1 城市郎文庫の特徴と出版検閲の処分
講師:浅岡邦雄氏(城市郎文庫研究会・元中京大学教授)

・講演2 大逆事件後の出版検閲
講師:山泉進氏(城市郎文庫研究会・明治大学名誉教授)

・ゲストトーク 城市郎と「発禁本」
講師:湯原公浩氏(株式会社平凡社) 聞き手・須川善行氏(城市郎文庫研究会)

【中央図書館】ギャラリー「城市郎文庫展ー出版検閲とその処分」(※10月29日(火), 11月1日(金), 11月5日(火)は休館です)(明治大学図書館)
https://www.meiji.ac.jp/library/news/2019/6t5h7p00001v77lc.html

参考:
【イベント】松本市中央図書館創設125周年記念「『発禁』ギャラリートーク」(9/19・長野)
Posted 2016年9月15日
https://current.ndl.go.jp/node/32552