OCLC Research、世界のLinked Dataプロジェクトの調査結果(2018年版)を発表
2018年11月16日、OCLC Researchが、Linked Dataを用いたプロジェクトやサービスの実態調査(2018年版)の結果を発表しました。
2018年の調査では、81機関が回答し、104のLinked Dataを用いたプロジェクトやサービスがあげられました。
2018年調査で回答を得たLinked Dataを用いたプロジェクトやサービスの40%は4年以上継続している事、プロジェクトやサービスが「成功」「概ね成功」と回答した割合が前回調査より増加している事、Schema.orgとBIBFRAMEの利用が増加しSKOSとFOAFの利用が減少している事、Linked DataのデータソースではWikidataの利用が急増し、WorldCat.orgやISNIも増加している事、などが指摘されています。
Results are in for the International Linked Data Survey for Implementers(OCLC Research,2018/11/6)
https://www.oclc.org/research/news/2018/linked-data-survey-results-2018.html
International Linked Data Survey(OCLC Research)
https://www.oclc.org/research/themes/data-science/linkeddata/linked-data-survey.html
参考:
E1843 - OCLC,世界のLinked Dataプロジェクトを調査<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.311 2016.09.15
http://current.ndl.go.jp/e1843
E1625 - Linked Dataプロジェクトの実態は?:OCLCによる国際調査
カレントアウェアネス-E No.270 2014.11.13
http://current.ndl.go.jp/e1625
- 参照(1435)
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