2018年11月2日、米国情報標準化機構(NISO)が、KBART Automationの推奨指針(Recommended practice)案への意見の募集を開始しました。
KBART Automationは、電子リソースのメタデータ交換に関する推奨指針KBARTを強化するもので、推奨指針案では、特定の機関において利用可能な分を含むようにカスタマイズされた自動フィードを実現するための説明書が提供されており、図書館が、自身のナレッジベースが最新の購読内容に更新されていることを容易に把握できるようにするものと説明されています。
募集期間は2018年11月2日から12月3日までで、寄せられた意見に対応した後、2019年の初めには正式に公開される予定です。
NISO Releases Draft KBART Automation Recommended Practice for Public Comment(NISO,2018/11/2)
https://www.niso.org/press-releases/2018/11/niso-releases-draft-kbart-automation-recommended-practice-public-comment
Document Details – NISO KBART Automation RP-26-201x Draft for Public Commen
https://groups.niso.org/apps/group_public/document.php?document_id=20402
参考:
CA1784 – 動向レビュー:図書館におけるナレッジベース活用の拡がりとKBARTの役割 / 渡邉英理子, 香川朋子
カレントアウェアネス No.314 2012年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1784