E089 – ALA,バーチャルレファレンスのガイドライン案を発表

カレントアウェアネス-E

No.16 2003.06.18

 

 E089

ALA,バーチャルレファレンスのガイドライン案を発表

 

 米国図書館協会(ALA)レファレンス・利用者サービス部会に置かれているコンピュータによるレファレンス支援部門(MARS)は「バーチャルレファレンスサービスの実施・維持に関するガイドライン案」を公表し,同案に対する意見を7月15日まで募集している。このガイドライン案は,(1)バーチャルレファレンスの定義に始まるもので,続く(2)サービスの準備,(3)サービスの提供,(4)サービスの体制,(5)プライバシーの各カテゴリのもとに具体的な方針が示されている。

 インターネット技術を活用した電子的なレファレンスサービス(CA1437,1488参照)は,米国では館種の別なく多くの図書館で取組まれている。MARSでは2001年から臨時委員会を設置し,バーチャルレファレンスに関するガイドラインの制定を目指して検討を進めていた。

Ref:
http://www.ala.org/Content/NavigationMenu/RUSA/Our_Association2/RUSA_Sections/MARS/Our_Section3/Committees14/Draft_Virtual_Reference_Guidelines.htm
CA1437
CA1488