図書・OA文献・雑誌論文を対象とした新しい学術情報検索サービス“Lalisio Literature”

研究者が未刊行論文などの灰色文献を共有できる、研究者のためのソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供しているLalisioが、新しく図書・OA文献・雑誌論文を対象とした学術情報検索サービス“Lalisio Literature”を公開しました。検索機能として、ファセット方式による絞り込み機能が備わっています。現在は、OA文献としてarXivとPubMed Central、雑誌論文としてIngentaConnect、図書としてAmazon、Abebooksなど5社のデータ、合計約600万の書誌情報が対象ですが、今後拡大していく予定であり、すでにOCLCとは交渉中とのことです。

ちなみに“Lalisio”とはラテン語で「小さなロバ」という意味の語で、知識を効率的に伝達するということで名づけられたとのことです。なお、このLalisioを運営している親会社はQ-Sensei社という米国の企業ですが、“Sensei”の語源については記載されていません。

Lalisio Literature
http://literature.lalisio.com/

New Search Engine by Q-Sensei Offers Users Free and Direct Access to More Than Two Million Scholarly Articles
http://www.lalisio.com/press/release/2008-08-11-de

Science 2.0 Gains Another Search Engine: Q-Sensei From Lalisio – NewsBreaks
http://newsbreaks.infotoday.com/nbReader.asp?ArticleId=50370

Q-Sensei – Next Generation Search Technologies
http://www.q-sensei.com/