ソーシャルネットワーキングが従来のウェブ検索サービスを駆逐する?!

米国のPopular Mechanics誌の記事で、ソーシャルネットワーキングなど、ユーザー生成コンテンツを重視するスタイルがさらに浸透していくと、将来的に今私たちが知っているウェブ検索サービスがなくなってしまうのではないか、という予測が紹介されています。これまでは、情報を探している人が自分で検索エンジンを利用して求める情報にたどり着く、という形態でのウェブ検索が発達してきました。しかし最近では、様々な個人情報をウェブ上に発信したり、自分用にウェブのサービスをカスタマイズしたりと、ウェブ上に自分のアイデンティティともいえるものが流出しています。こういった個人情報の流出が、「人が情報を探索する」スタイルから、「情報がある個人を見つけてその人にあった情報を提供する」スタイルへと、ウェブ検索サービスのあり方を逆転させてしまうのではないかと、記事は指摘しています。

How Social Networking Could Kill Web Search as We Know It
– Popular Mechanics 2008/4/16付け記事
http://www.popularmechanics.com/technology/industry/4259135.html