図書館スタッフがウェブの新技術を身につけるための“Learning 2.0 Program”

米国ノースカロライナ州シャーロット&メクレンブルグ郡公共図書館では、スタッフがWeb2.0に代表されるウェブの新技術を身につけ、図書館業務に役立てられるようにするためのオンライン研修プロジェクト“Learning 2.0 Program”を実施しています。研修の参加者は23の課題(ブログを使いこなす、Flickrを使いこなす、RSSを使いこなす、Wikiを使いこなす、など)をクリアすることが求められます。図書館が設定した期限までに全ての課題をクリアすると、USB/MP3プレーヤーがもらえます。なお、このプロジェクトのウェブサイト自体が、図書館スタッフの手により、無料で利用可能なウェブのサービスを利用して作成されています。また、このオンライン研修を複製して自分の図書館で活用することも可能で、“Learning 2.0 Program”が開始して以来、世界中で利用されているということです。

Learning 2.0 Program
http://plcmcl2-about.blogspot.com/

Public Library of Charlotte & Mecklenburg County
http://www.plcmc.org/

参考:
CA1629(No.292)図書館員自身の協同で作る図書館システム仕様:日本発のオープンソース図書館システム作成を目指して
http://current.ndl.go.jp/ca1629
CA1624(No.291)次世代の図書館サービス?―Library 2.0とは何か
http://current.ndl.go.jp/ca1624