北米研究図書館協会(ARL)が、フェアユースに関する米国の最近の控訴審判決を分析し、そこから教育現場におけるフェアユースについて考察した報告書“Educational Fair Use Today”を刊行しました。
この報告書は、いずれも商業性を有する文脈において、フェアユースにあたるか否かが争点となった3つの判決の概要を紹介し、最後に、教育現場におけるフェアユースについて「これらの判例から、教育現場・図書館はこのフェアユースの権利の行使・主張にもっと自信を持ってよい」と結論付けています。
“Educational Fair Use Today,” by Jonathan Band.
http://www.arl.org/bm~doc/educationalfairusetoday.pdf
ARL Releases White Paper on Educational Fair Use
http://www.arl.org/news/pr/ed-fair-use-12dec07.shtml