米国議会図書館(LC)、ドイツ国立図書館(DDB)、OCLCが共同で取り組んできた、ヴァーチャル国際典拠ファイル(VIAF)の構築プロジェクトにフランス国立図書館(BNF)が正式に参加することとなり、覚書が交わされたということです。フランス語の名称典拠ファイルが現在のVIAFに加えられる予定だということです。このプロジェクトの最終目標は、多くの図書館のレコードからなる典拠ファイルを構築し、ウェブ上で世界中から利用できるようにすることですが、今回BNFの典拠ファイルが新たに加わったことは、目標への第一歩として期待されています。
OCLCのニュースリリース
http://www.oclc.org/news/releases/200683.htm
参考:
E125(No.23)OCLC,LC,DDBがヴァーチャル国際典拠ファイルの構築を開始
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=131
CA1521(No.280) バーチャル国際典拠ファイル―その試みと可能性―
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/ca/item.php?itemid=952