CrossRef、剽窃判定サービス”CrossCheck”の実験プロジェクトを発表

CrossRefが、大手出版社と剽窃防止の実験プログラム”CrossCheck”を始めると発表しています。

今のところ計画段階ですが、剽窃判別ソフトTurnitinを開発しているマーケットリーダーiParadigms社と協同で、大手出版社の電子ジャーナルコンテンツを検索して文章のオリジナリティを判別するサービスを提供する予定としています。

パートナーとなる出版社としては、Elsevier、Taylor & Francis、Wiley-Blackwell、IEEE、BMJ、ACMの6社が挙がっています。

CROSSREF PILOTS CROSS-PUBLISHER PLAGIARISM DETECTION SERVICE
http://www.crossref.org/01company/pr/press080107.htm

参考:
CA1567 (No.285) – 大学における剽窃行為とその対策-英国・JISCPASを中心に-
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/ca/item.php?itemid=999
CA1481 (No.274) – 動向レビュー:CrossRefをめぐる動向
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/ca/item.php?itemid=912