LibraryThingが、図書館向けの新しい機能をリリースするそうで、同サイトのブログにアナウンスが掲載されています。図書館のOPACに所定のJavascriptのタグを追記することで、Library Thingのデータを取り込んで、“Similar Books”(類似の本の表示機能)、“Related Editions”(関連する版の表示機能)などの検索支援機能を追加することができます。4月16日から18日にかけて行われる“Computers in Libraris”で一部を公表し、その後2,3ヶ月中に順次公表していくとのことです。thingISBNを活用している“Related Editions”は無料となる予定ですが、他のものは価格未定ですが有料になるようです。
同サイトのサーバ上に、ニューヨーク公共図書館(NYPL)のカタログにJavascriptを埋め込んだデモが掲載されています。これについて、FRBR Blogで、FRBR化のユーザビリティ評価を行う上でも役に立つとの主旨のコメントがなされています。
Sneak peek: LibraryThing for Libraries
http://www.librarything.com/thingology/2007/04/sneak-peek-librarything-for-libraries_09.php
デモ(NYPL):
http://www.librarything.com/demo_nypl.html
Computers in Libraries 2007
http://www.infotoday.com/cil2007/
LibraryThing gizmo for libraries(FRBR Blog)
http://www.frbr.org/2007/04/11/librarything-gizmo-for-libraries
参考:
E616 (No.102) – ソーシャルネットワークでつながる愛書家たちの本棚
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=633