米国で最もリテラシーの高い都市は?

セントラル・コネチカット州立大学から、米国の都市(人口25万人以上)のリテラシー・ランキングの2006年版が発表されました。このランキングは、本の売り上げ、教育の達成度、インターネット資源、図書館資源、新聞の発行部数、雑誌の刊行の6つのカテゴリーでスコアを出すというもので、総合第1位には、2005年に続きシアトル市(ワシントン州)が輝きました。2位はミネアポリス市(ミネソタ州)、3位はアトランタ市(ジョージア州)とワシントンD.C.が分け合いました。

ちなみに図書館資源としては、

・公立学校の生徒1,000人当たりの学校図書館メディアスペシャリストの人数
・サービス人口1万人当たりの分館数
・サービス人口1人当たりの蔵書数
・サービス人口1人当たりの貸出数
・サービス人口1万人当たりの司書職員数

の5項目が数値化されて評価されています。この図書館資源だけでのランキングは、1位クリーブランド市(オハイオ州)、2位セントルイス市(ミズーリ州)、3位トレド市(オハイオ州)、4位シンシナティ市(オハイオ州)、5位カンザス・シティ市(ミズーリ州)と、中西部の2州でベスト5を占めました。シアトル市は2005年は1位でしたが、2006年は7位となりました。

America’s Most Literate Cities, 2006
http://www.ccsu.edu/amlc06/
December 13, 2006付けResourceShelfの記事
http://www.resourceshelf.com/2006/12/13/lists-rankings-americas-most-literate-cities-2006/