2022年9月29日、東北大学東北アジア研究センターが、「上廣歴史資料学研究部門デジタルコレクション」を開設し、東北4県と北海道の江戸時代資料のデジタルデータを公開していくと発表しました。
発表によると、同センター上廣歴史資料学研究部門は宮城県・岩手県・山形県・福島県・北海道を対象に、約9万点の歴史資料の保全活動・写真撮影を行ってきました。国内外の専門家や市民が資料を活用できるよう、「上廣歴史資料学研究部門デジタルコレクション」を開設したと述べています。
第1次公開として、宮城県の塩釜市・利府町・川崎町、福島県須賀川市に関係する歴史資料10件の写真が公開されており、今後順次データ更新を行う予定であるとしています。
東北4県と北海道の江戸時代資料約9万点 デジタルデータで一般公開開始（東北大学, 2022/9/29）
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/09/press20220929-04-edo.html
デジタルコレクション（東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門）
https://uehiro-tohoku.net/digital-collection
参考：
東北大学東北アジア研究センター、仙台藩士の古文書「北家文書」の画像51点をオンライン公開
Posted 2022年4月28日
https://current.ndl.go.jp/node/46063
東北大学東北アジア研究センター、仙台藩士の古文書「北家文書」を調査し目録を公開
Posted 2021年11月19日
https://current.ndl.go.jp/node/45209
東北大学東北アジア研究センター、「地域研究デジタルアーカイブ」を公開
Posted 2021年4月26日
https://current.ndl.go.jp/node/43890
