【イベント】宮城資料ネット20周年シンポジウム「いくつもの災害を越えて」(2/23・仙台、オンライン)

2024年2月23日、NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク(宮城資料ネット)の主催により、宮城資料ネット20周年シンポジウム「いくつもの災害を越えて」が東北大学大学院環境科学研究科(仙台市)での現地参加とオンラインにより開催されます。

宮城資料ネットは、2003年7月26日に発生した「宮城北部連続地震」を契機に設立され、2023年に設立20周年を迎えました。「歴史資料の防災」を掲げ、「災害前の資料保全」を活動の柱としてきました。シンポジウムでは設立後20年間の宮城資料ネットの意義や課題について共有したいとしています。

主なプログラムは以下のとおりです。

●第1部「原点から」
・ 進行:斎藤善之氏、川内淳史氏
・ 話題提供者:青柳周一氏(滋賀大学教授、奥羽史料調査会元事務局長)、柳原敏昭氏(東北大学教授、宮城資料ネット副理事長、元仙台城の石垣を守る会)、吉川圭太氏(神戸大学講師、元宮城資料ネット事務局)、佐藤大介氏(東北大学准教授、宮城資料ネット副理事長)

●第2部「活動のこれから―東日本大震災の経験を踏まえて―」
・ 進行:斎藤善之氏、佐藤大介氏
・ 話題提供者:蝦名裕一氏(東北大学准教授、宮城資料ネット理事)、天野真志氏(国立歴史民俗博物館准教授、元宮城資料ネット事務局)、安田容子氏(安田女子大学講師、元宮城資料ネット事務局)、川内淳史氏(東北大学准教授、宮城資料ネット事務局長)
・ コメンテーター:本間英一氏(史料所蔵者)、奥村弘氏(神戸大学副学長、歴史資料ネットワーク代表)、宮城資料ネット市民ボランティアのみなさんほか

参加に当たっては事前の申込みが必要です。

宮城資料ネット20周年シンポジウム「いくつもの災害を越えて」(川内淳史)(東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門, 2024/1/20)
https://uehiro-tohoku.net/works/2023/7694.html

@MiyagiShiryonet(X, 2024/2/5)
https://twitter.com/MiyagiShiryonet/status/1754414617156301113
※申込みフォームのURLが掲載されています。

参考:
福島県沖で発生した地震で被災した地域の「資料ネット」、歴史資料の被災状況についての情報提供や資料保全を呼び掛け [2022年03月17日]
https://current.ndl.go.jp/car/45811

宮城歴史資料保全ネットワーク、2021年2月13日に福島県沖で発生した地震で被災した福島県新地町で史料レスキューを実施:参加ボランティアを募集 [2021年03月03日]
https://current.ndl.go.jp/car/43440

宮城歴史資料保全ネットワーク、台風15号による被害の発生を受け、被災資料の対処方法等について情報を発信 [2019年09月13日]
https://current.ndl.go.jp/car/39030

CA1791 – 研究文献レビュー:被災した紙資料の救出・修復 / 久永茂人
カレントアウェアネス No.315 2013年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1791