東北大学東北アジア研究センター、仙台藩士の古文書「北家文書」を調査し目録を公開

2021年11月12日、東北大学東北アジア研究センターは、宮城県の加美町教育委員会が所蔵する仙台藩士の古文書「北家文書」を調査し、「加美町北家文書目録」をウェブサイトで公開したと発表しました。

発表によると、同調査は2020年度から実施され、482点の文書の撮影と目録作成が行われました。「北家文書」には、領地・役職に関する古文書や、武芸を習得した証である免状、学問関係の書籍等が含まれているとあります。

また、撮影画像については、同センターが進める「地域研究デジタルアーカイブ」事業の一環として、50点程度オンライン公開する予定であると述べています。

仙台藩士の古文書 調査成果を公開 加美町・北家文書 江戸時代を解き明かす手がかりに(東北大学, 2021/11/12)
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/11/press20211112-01-edo.html
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20211112_01web_edo.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリースの本文[PDF:2ページ]です。

刊行物・文書目録・研究論文(PDF)(東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門)
https://uehiro-tohoku.net/survey/survey04

加美町教育委員会所蔵北家文書[PDF:30ページ]
https://uehiro-tohoku.net/system/wp-content/uploads/2021/10/kamimachi_kitake_rist.pdf

参考:
東北大学東北アジア研究センター、「地域研究デジタルアーカイブ」を公開
Posted 2021年4月26日
https://current.ndl.go.jp/node/43890