2022年7月28日、大阪府河内長野市にある清教学園中・高等学校は、同校図書館リブラリアが「探究学習と図書館活用のギャップを埋める授業実践の検討」の結果を公開したことを発表しました。
文部科学省の委託事業「学校図書館の活性化に向けた調査研究」(2021年度)の一環として調査研究が行われました。授業で活用できる図書館の体制が整っており実績もあるにもかかわらず、高等学校の探求学習で図書館が活用されない理由の解明、授業改善の模索、授業実践と図書館活用の探求学習への貢献の検証が行われたとあります。
主な結果として、司書教諭が関与することで高校生一人当たりのノンフィクションの年間貸出冊数が5倍になったこと、生徒主体のテーマ設定が学習意欲向上の前提であることが述べられています。
図書館リブラリア 文部科学省委託研究(2021年度)の成果を報告・公表しました(清教学園中・高等学校, 2022/7/28)
https://www.seikyo.ed.jp/news/library-rebraria-report-results-for-the-ministry-of-education-culture-sports-science-and-technology-fiscal-year-2021/
https://www.seikyo.ed.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/Release_ReseachReport_2021mext_SeikyoLibraria.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリース[PDF:6ページ]です。
参考:
清教学園中・高等学校(大阪府)、図書館を使った探究的な学びのカリキュラム「リブラリア・カリキュラム」が生徒の人生に役立ったかについて調査した結果を発表
Posted 2020年9月4日
https://current.ndl.go.jp/node/41921