2022年7月2日、米・ワシントンD.C.の歴史的建造物の保存に取り組むDC Preservation Leagueが、危機に瀕している場所のリスト“Most Endangered Places”の2022年版に米国議会図書館(LC)を掲載したことを発表しました。
2019年に発表されたイニシアチブ“transform the visitor experience”の下、LCのトーマス・ジェファーソン館の主閲覧室(Main Reading Room)の大幅な変更が行われるとあります。リストでは、閲覧室中央の案内デスクの撤去等を含む変更案は、図書館を定期的に利用する研究者よりも観光客や見学者のニーズを優先したものであること等を指摘しています。
@DCPresLeague(Twitter, 2022/7/2)
https://twitter.com/DCPresLeague/status/1542905871830843395
Endangered Places(DC Preservation League)
https://dcpreservation.org/endangered-places/
参考:
E2121 – 米国議会図書館の新たな戦略計画
カレントアウェアネス-E No.366 2019.03.28
https://current.ndl.go.jp/e2121