2022年5月26日付で、韓国・国立障害者図書館が、「2022年図書館資料(電子出版物)アクセシビリティ支援事業」の参加機関募集を開始したことを発表しました。
発表によると、国の機関、公共機関、大学等で発行した電子ファイル形態の公的な刊行物、学術資料を、障害者がアクセスしやすい電子出版国際標準フォーマットであるEPUB3.0に変換し、それを提供し、共同で活用することとされています。
なお、韓国では、2022年5月13日に、国家規格として「読書障害者のための電子書籍アクセシビリティ : 第1部 著作指針」(KS X 6201-1)が制定されています。
공지사항(国立障害者図書館)
https://www.nld.go.kr/ableFront/notice_board/list.jsp
※2022年5月26日付で「2022년 도서관자료(전자출판물) 접근성 지원사업 참여기관 모집공고」と掲載されています。
독서 장애인을 위한 전자책 접근성 — 제1부: 저작 지침 (e-国家標準)
https://e-ks.kr/KSCI/standardIntro/getStandardSearchView.do?menuId=919&topMenuId=502&upperMenuId=503&ksNo=KSX6201-1&tmprKsNo=KS_X_NEW_2021_2259&reformNo=00
参考:
韓国・国立障害者図書館、本の概要を確認できるDAISYファイルを3日以内で提供するサービスの試験運用を開始
Posted 2021年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/44439
CA1881 – 動向レビュー:韓国の国立障害者図書館と図書館での障害者サービスの現状 / 孫 誌衒
カレントアウェアネス No.329 2016年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1881