2022年5月22日、洋学史学会の2022年度総会・シンポジウムがオンラインで開催されます。
会員限定の総会の後、「洋学の地域交流とアーカイヴの展開」をテーマとしたシンポジウムが行われます。研究資源としてのデジタルデータやアーカイブを巡る状況を共有し、コロナ後を見据えた持続的な学術交流の方法を議論するとあります。
参加を希望する場合は、事前の申し込みが必要です。
当日のプログラムは以下の通りです。
・「蘭学者門人帳データベースと地域蘭学研究」
青木歳幸氏(佐賀大学特命教授)
・「博物館・美術館・図書館データベースの構築と課題」
平野恵氏(台東区立中央図書館 郷土・資料調査室)
・「新日本古典籍総合データベースについて ― 中津の画像資料を中心に」
ミヒェル・ヴォルフガング氏(九州大学名誉教授)
・「大学図書館のデジタルアーカイブの構築と利用」
佐藤賢一氏(電気通信大学教授)
・「国立国会図書館におけるデジタルアーカイブの新しい挑戦-次世代デジタルライブラリーの紹介を中心に」
徳原直子(国立国会図書館電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研究室長)
・「三津同盟と中津藩蘭学・洋学」
川嶌眞人氏(川嶌整形外科病院理事長)
・全体討論
洋学史学会
https://yogakushi.jpn.org/
※「2022年度の予定」に「2022年度総会・シンポジウム」について掲載されています。
参考:
E1992 – 古典籍画像を見るなら,新日本古典籍総合データベース!
カレントアウェアネス-E No.341 2018.02.08
https://current.ndl.go.jp/e1992
E2154 – 国立国会図書館,次世代デジタルライブラリーを公開
カレントアウェアネス-E No.372 2019.07.11
https://current.ndl.go.jp/e2154