2022年1月31日、国立国会図書館(NDL)のNDLラボが、「次世代デジタルライブラリー」の全文検索対象拡大と画像検索機能改善を発表しました。
発表によると、2021年度にNDLが実施しているデジタル化資料のOCRテキスト化事業の成果物の一部である、著作権保護期間が満了した図書資料約7万点が全文検索の対象に追加されました。
加えて、著作権保護期間が満了した図書資料は全部で約26万点あり、2022年3月までに順次追加を行うこと、著作権保護期間の満了していない資料を含めた全デジタル化資料の全文検索機能は、2023年1月頃公開予定の次期・国立国会図書館デジタルコレクションで提供する見通しであることを述べています。
また、“Google Landmark Dataset”を利用して画像検索に用いるモデルの改善を行い、検索精度と応答速度が向上したとあります。
「次世代デジタルライブラリー」全文検索対象拡大及び画像検索機能改善のお知らせ(NDL Lab, 2022/1/31)
https://lab.ndl.go.jp/news/2021/2022-01-31/
参考:
NDLラボ、「次世代デジタルライブラリー」の画像検索対象の拡大・機能追加等を実施
Posted 2020年9月1日
https://current.ndl.go.jp/node/41883
E2154 – 国立国会図書館,次世代デジタルライブラリーを公開
カレントアウェアネス-E No.372 2019.07.11
https://current.ndl.go.jp/e2154
「NDLラボ」のウェブサイトと「次世代デジタルライブラリー」がリニューアル
Posted 2020年3月31日
https://current.ndl.go.jp/node/40658