2022年3月28日、Clarivate社が、ウクライナから避難している研究者のためのリソースセンター“#StandWithUkraine: Resource center for displaced researchers”を公開したと発表しました。
発表によると、リソースセンターには、ソフトウェアツール、情報等のClarivate社が提供するリソースや、ウクライナに関する知識や理解の向上に資するコンテンツが含まれています。3月30日時点では、ウクライナの機関の所属者に対する、同社の文献データベース“Web of Science”へのアクセスやILL調整サービスRapidILLの無料利用の提供のほか、ウクライナに関する文献へのアクセスに関する案内、研究者や学術機関向けのニュースサイトに関する情報等がまとめられています。
Clarivate Commits to #StandWithUkraine with Launch of Resource Center for Displaced Researchers(Clarivate, 2022/3/28)
https://clarivate.com/news/clarivate-commits-to-standwithukraine-with-launch-of-resource-center-for-displaced-researchers/
#StandWithUkraine: Resource center for displaced researchers(Clarivate)
https://clarivate.com/ukraine-resources/
参考:
Clarivate社、ロシアでの全商業活動を停止へ
Posted 2022年3月14日
https://current.ndl.go.jp/node/45781
ウクライナ関連書籍の無料公開の動き:英・Exact Editionsと出版者の連携
Posted 2022年3月25日
https://current.ndl.go.jp/node/45868
世界の研究者コミュニティによるロシアのウクライナ侵攻の非難(記事紹介)
Posted 2022年3月10日
https://current.ndl.go.jp/node/45760
ロシアによるウクライナへの侵攻に対する、国立図書館・文書館・博物館および関係機関等の声明
Posted 2022年3月1日
https://current.ndl.go.jp/node/45704