PeerJと国際生物海洋学協会、コミュニティ主導型学術出版チャネルの“PeerJ Hub”を立ち上げると発表

2022年3月22日、オープンアクセス(OA)出版社PeerJが、国際生物海洋学協会(International Association for Biological Oceanography:IABO)と、コミュニティ主導型学術出版チャネルの“PeerJ Hub”を立ち上げると発表しました。

発表によると、“PeerJ Hub”は、連携機関のメンバーに論文提出ポータルを提供するものであり、PeerJの既存のインフラやジャーナルポートフォリオに基づき構築されます。提出された論文はPeerJで査読が行われ、PeerJが刊行するジャーナルで公開されるとあります。連携機関は、論文処理費用(APC)の割引、“PeerJ Tokens”等、PeerJが提供する編集・収益モデルの選択が可能です。

また、IABOが“PeerJ Hub”を立ち上げる最初の機関であり、2022年の後半にサービスを開始する予定であると述べています。

PeerJ and the International Association for Biological Oceanography to launch first PeerJ Hub, a community-led scholarly publishing channel(PeerJ, 2022/3/22)
https://peerj.com/blog/post/115284885533/peerj-and-the-international-association-for-biological-oceanography-to-launch-first-peerj-hub-a-community-led-scholarly-publishing-channel/

参考:
オープンアクセス出版社PeerJ、論文処理費用の割引に使える“PeerJ Tokens”を査読者・編集協力者に報酬として提供すると発表
Posted 2022年2月9日
https://current.ndl.go.jp/node/45617