2022年3月25日、日本学術会議が主催する学術フォーラム「COVID-19時代のデータ社会とオープンサイエンス」がオンラインで開催されます。最新の事例とともに、オープンサイエンス時代の科学と社会の在り方を議論する内容となっています。
参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。当日のプログラムは次のとおりです。
〇開会挨拶
菱田公一氏(副会長・第三部会員 明治大学知財・研究戦略機構 特任教授)
〇趣旨説明
喜連川優氏(連携会員、オープンサイエンスを推進するデータ基盤とその利活用に関する検討委員会委員長)
〇講演
・(タイトル未定)
井上諭一氏(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官)
・COVID-19の研究がもたらした臨床現場への影響
忽那賢志氏(大阪大学大学院医学系研究科教授)
・コロナ禍でつきつけられた、感染症領域での我が国の臨床開発力・創薬力の弱さ
藤原康弘氏(第二部会員、独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長)
・無症状者に対するPCR検査と医療データの利活用
永井良三氏(連携会員、自治医科大学学長)
・欧州におけるデータ活用政策の状況
生貝直人氏(一橋大学大学院法学研究科准教授)
・世界のオープンサイエンス政策と欧州における研究データ基盤整備
林和弘氏(特任連携会員、NISTEPデータ解析政策研究室長)
オープンサイエンスと研究データ基盤整備の現状:アンケート結果速報
宍戸常寿氏(特任連携会員、東京大学大学院法学政治学研究科教授)
・Towards Common European Data Spaces
Professor Edward Curry, Director, Insight SFI Research Centre for Data Analytics, NUI Falway
〇パネルディスカッション
・モデレータ:喜連川優氏
・パネリスト:永井良三氏、藤原康弘氏、井上諭一氏、生貝直人氏、林和弘氏
〇閉会挨拶
三枝信子氏(第三部会員、国立研究開発法人国立環境研究所地球システム領域領域長)
学術フォーラム「COVID-19時代のデータ社会とオープンサイエンス」(日本学術会議)
https://www.scj.go.jp/ja/event/2022/318-s-0325.html
参考:
ユネスコ、第41回総会で「オープンサイエンスに関する勧告」を採択
Posted 2021年11月30日
https://current.ndl.go.jp/node/45257
Eurodoc、欧州におけるオープンサイエンスに関する認識等に関する調査報告を公開
Posted 2022年1月5日
https://current.ndl.go.jp/node/45433