Google Book Searchのデータで蔵書検索システムを作成?

8月31日付け”Chronicle of higher education”によると、ミシガン大学が”Google Book Search”で得られたデジタルデータを利用して、新しい蔵書検索システムを構築する予定であると報じています。
スキャンしたデータは、OCRで文字認識がなされていて、本文検索が可能ということで、本文の中身を検索して、著作権の存続期間が終了した図書は全文データを、著作権が存続している図書は、検索した単語が出てくるページと頻度が表示されるようなシステムになるそうです。また著作権の存続期間が満了した図書は、Google Book Searchとは異なり、テキストデータが提供されるそうです。このデジタルデータを、ミシガン大学は”MBooks”と呼んでいるそうです。

U. of Michigan Adds Books Digitized by Google to Online Catalog, but Limits Use of Some
http://chronicle.com/free/2006/08/2006083101t.htm

Michigan not displaying copyrighted text to patrons
http://www.library.gsu.edu/news/index.asp?view=details&ID=10801&typeID=62

Michigan Digitization Project(ミシガン大学が開設しているGoogle Projectに関するウェブサイト)
http://www.lib.umich.edu/mdp/index.html