2022年1月10日に、東北大学災害科学国際研究所(仙台市)を会場に、国立国会図書館(NDL)と同研究所が、「令和3年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-震災記録を残す、伝える、活かす-」を開催します。
被災地における震災記録の保存・利活用に向けた市民団体の取組、長野県および岐阜県におけるアーカイブの構築・活用事例を紹介するとともに、登壇者による震災アーカイブの利活用促進に関する議論が行われます。
会場での参加の他、オンラインでの参加が可能です。定員は会場参加80人、オンライン参加200人(いずれも要事前申込・先着順)で、参加費は無料です。
内容は以下の通りです。
【事例報告】
「”体験を同期する”というアーカイブの使い方」
佐藤正実氏(3.11オモイデアーカイブ代表)
「伝承活動から見たアーカイブ活用の現状と課題」
武田真一氏(3.11メモリアルネットワーク代表(宮城教育大学特任教授))
「震災の記憶をどう受け継ぐか-2014年神城断層地震震災アーカイブの取組み」
廣内大助氏(信州大学学術研究院教育学系・教授)
「みんなで作り、活用するプラットフォーム「災害アーカイブぎふ」プロジェクト」
小山真紀氏(岐阜大学流域圏科学研究センター准教授)
【進捗報告】
「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の取組について」
中川透(国立国会図書館電子情報部主任司書)
「震災アーカイブの利活用について」
柴山明寛氏(東北大学災害科学国際研究所准教授)
【パネルディスカッション】
「震災記録を残す、伝える、活かす-震災アーカイブの利活用促進に向けて-」
進行:柴山明寛氏
パネリスト:登壇者6人
「令和3年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-震災記録を残す、伝える、活かす-」を開催します(付・プレスリリース)(NDL, 2021/11/4)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2021/211104_01.html
令和3年度東日本大震災アーカイブシンポジウム -震災記録を残す、伝える、活かす- 開催のお知らせ(1/10開催)(東北大学, 2021/11/4)
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/11/press20211104-01-archive.html
令和3年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-震災記録を残す、伝える、活かす-【令和4年1月10日(月・祝)開催】(ひなぎく)
https://kn.ndl.go.jp/static/2021/11/041
参考:
【イベント】令和2年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-これまでの10年とこれからの10年-(1/11・オンライン)
Posted 2020年11月12日
https://current.ndl.go.jp/node/42504
2014年神城断層地震震災アーカイブが公開される
Posted 2018年11月21日
https://current.ndl.go.jp/node/37078
E1413 – 国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の公開
カレントアウェアネス-E No.234 2013.03.28
https://current.ndl.go.jp/e1413