2021年9月28日、公益財団法人日本生産性本部が、同本部の余暇創研が『レジャー白書2021』を10月4日に発行予定であると発表しました。2020年の余暇活動状況を、個別の意識や参加実態に関するアンケート調査や各業界の市場分析から検証し取りまとめたものです。
主なポイントとして、余暇活動の参加人口は、「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」が初の首位となったほか、「読書(仕事、勉強などを除く娯楽としての)」「音楽鑑賞(配信、CD、レコード、テープ、FMなど)」といった在宅レジャーが上位を占めたこと等が指摘されています。また、余暇関連産業・市場の動向として、コロナ禍の影響を受けて「趣味・創作部門」は前年比9.5%減であったが、動画配信・音楽配信・電子出版は大幅な伸びを示したことがあげられています。
レジャー白書2021 ~2020年の余暇関連市場規模は55兆2,040億円、前年比23.7%減 巣ごもり需要で在宅レジャーの参加人口が上位に、旅行や外食は大幅減~(日本生産性本部,2021/9/28)
https://www.jpc-net.jp/research/detail/005478.html
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/summary2021_leisure.pdf
※二つ目のリンクは巻頭要約です[PDF:1.1MB]
参考:
E2371 – 図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響
カレントアウェアネス-E No.411 2021.04.22
https://current.ndl.go.jp/e2371