フランス・Lire pour en Sortir、刑務所の受刑者と職員を対象とした作文コンクールを実施

2021年9月3日、読み書きを通して刑務所の受刑者の社会復帰に取り組む非営利団体“Lire pour en Sortir”が、Twitterアカウントで、被拘禁者と刑務所の職員を対象とした作文コンクールを実施し、受賞作品の選定を行ったと発表しました。

「これからの人生」(La vie devant soi)をテーマに、5ページ以下の作品の募集が行われ、29の連携機関が参加し、被拘禁者から111件、刑務所の職員から21件の応募があったと述べられています。

Lire pour en SortirのFacebookアカウントの9月20日付投稿によると、受賞作品は、作家やボランティア等により構成される審査委員20人により選定されました。同投稿では、大賞(le Grand prix du jury)、審査員注目賞(Prix Coup de Coeur du jury)、若手作家賞(Prix Jeune Auteur)、詩の賞(Prix de la Poésie)、審査員特別賞(Mention Spéciale du jury)が動画で紹介されています。

@Lireprensortir(Twitter, 2021/9/3)
https://twitter.com/Lireprensortir/status/1433722787143823361

@lirepourensortir(Facebook, 2021/9/20)
https://www.facebook.com/lirepourensortir/videos/3205499353006601

Lire pour en Sortir
http://www.lirepourensortir.org/

参考:
フランスのプロヴァンス・アルプ・コートダジュールの刑務所図書館に関する報告書が公開
Posted 2021年7月9日
https://current.ndl.go.jp/node/44398