米国図書館協会(ALA)、図書館のプログラムに関する3年間の基礎的研究プロジェクトを実施

2021年9月7日、米国図書館協会(ALA)が、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)から49万8,805ドルの助成を受けて、図書館のプログラムに関する3年間の基礎的研究プロジェクトを実施すると発表しました。

ALAによるNational Impact of Library Public Programs Assesment(NILPPA)の第2フェーズとして位置付けられており、特にコロナ禍の厳しい状況下において、(1)図書館やコミュニティにとってのプログラムのインパクトはどのようなものか、(2)そのインパクトを達成するために図書館がどのように他機関や指導者と連携しているのか、を調査することで、図書館界での図書館プログラムへの理解を深めるものとされています。

調査は非営利の調査機関Knologyと連携して行われ、アンケート・フォーカスグループ・インタビューを通じてデータを収集し分析するとしています。

IMLS funds $500,000 research project to study the value of U.S. library programming(ALA,2021/9/7)
https://www.ala.org/news/member-news/2021/09/imls-funds-500000-research-project-study-value-us-library-programming

参考:
米国図書館協会(ALA)、図書館が実施するプログラムの特徴とプログラムを担当する専門家に必要な技能や研修等に関する調査報告書を公表
Posted 2019年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/38598