米国図書館協会(ALA)、図書館でのプログラムを実施するために必要なスキル等をまとめた文書の草案を公開

2021年7月27日、米国図書館協会(ALA)が、図書館でプログラムを実施するために必要なスキル等をまとめた“Skills for 21st-Century Librarians: Learning Objectives for Library Programming”の草案を公開しました。

図書館職員と学生向けのカリキュラム開発を行う、ALAのプロジェクト“Skills for 21st-Century Librarians project”において、図書館や図書館教育におけるリーダー12人からなるタスクフォースを招集し、行われた議論の結果をまとめています。

文書の中では、「組織に関するスキル」「コミュニティに関する知識」「対人スキル」「イベント企画」「創造性」「プログラムの内容に関する知識」「アウトリーチとマーケティング」「財務スキルと評価」の9分野に関する推奨事項やツールが紹介されています。

8月16日まで、図書館職員、図書館学校の教員や管理職、学生等からの草案に対するフィードバックを募集しています。

ALA seeks feedback from the library field on library programming learning objectives(ALA, 2021/7/27)
https://www.ala.org/news/member-news/2021/07/ala-seeks-feedback-library-field-library-programming-learning-objectives

Skills for 21st-Century Librarians:Learning Objectives for Library Programming

参考:
米国図書館協会(ALA)、図書館が実施するプログラムの特徴とプログラムを担当する専門家に必要な技能や研修等に関する調査報告書を公表
Posted 2019年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/38598