2021年7月26日、saveMLAKが、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/07/26)」の結果を発表しました。
同調査は、6月29日にsaveMLAKが結果を公開した第20回調査に続く、第21回目の調査として、7月22日9時から7月25日24時にかけて実施されました。調査対象は、全国の公共図書館等1,737館です。
発表によると、新型コロナウイルス感染症の影響で休館している図書館は13館と、前回調査時点の26館から減っており、入館記録を取っていたのは297館でした。
また、緊急事態宣言の地域やまん延防止等重点措置の対象地域からの来館自粛を要請する図書館が散見されたとしています。
その他、オリンピック競技開催の対応として開館時間の変更や臨時休館をした事例、また図書館や公民館の建物がワクチンの接種会場となった関係で開館時間の縮小や休館した事例も紹介されています。
ウェブページでは「各図書館の状況・取り組み」等についてもまとめられています。
同調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。また、調査の根拠となった図書館や地方公共団体のウェブページの中で、可能なものはInternet ArchiveとArchive todayに保存され、調査時点のページを閲覧できます。
saveMLAK:プレス(saveMLAK)
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9
※2021年7月26日付で、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/07/26)について」が掲載されています。
COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/07/26)について(saveMLAK)
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/20210726
参考:
saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/06/28)」の結果を発表
Posted 2021年6月30日
https://current.ndl.go.jp/node/44323
E2283 – 現在(いま)をアーカイブする:COVID-19図書館動向調査
カレントアウェアネス-E No.395 2020.07.30
https://current.ndl.go.jp/e2283