フィリピン国立図書館(NLP)、ISBN等の国際標準番号申請のためのオンラインシステムを提供開始

2021年6月25日、フィリピン国立図書館(NLP)が、国際標準番号申請のためのオンラインシステム“ International Standard Numbering Systems–Philippines Online Application Systems (INS-POAS)”の提供開始を、同館ウェブサイトとFacebookアカウントで発表しました。

同システムは、出版者をはじめとした利害関係者に効率的・効果的なサービスを提供することを目的としており、フィリピン国内で刊行された出版物について、ISSN、ISBN、ISMN等の識別子の申請が可能です。書誌サービス等を行う部門“Bibliographic Services Division”と情報技術に関する取組を行う“Information Technology Division”が協力し開発しました。

同館ウェブサイトとFacebookの投稿では、提供開始に際して国際ISSNセンター等から寄せられたメッセージや、“INS-POAS”の使い方の説明をまとめた映像が公開されています。

@NLP1901(Facebook, 2021/6/25)
https://www.facebook.com/NLP1901/posts/1213901699127827

INS-POAS Virtual Launch(NLP)
http://web.nlp.gov.ph/nlp/?q=node/10528

News(ISSN International Center)
https://www.issn.org/rubrique/actu-en/
※2021年7月2日付で“Launch of the online ISSN requesting tool by the National Library of the Philippines.”というお知らせが掲載されています。

参考:
韓国国立中央図書館が「書誌情報流通支援ウェブサイト」を開設
Posted 2013年3月6日
https://current.ndl.go.jp/node/23028