島根大学附属図書館、デジタルアーカイブに学外機関所蔵資料を認証コンテンツとして追加

2021年6月21日、島根大学附属図書館が、デジタルアーカイブに学外機関所蔵資料を認証コンテンツとして追加したと発表しています。認証コンテンツとして公開した初めての学外機関所蔵資料と説明されています。

認証コンテンツは、一般への公開になじまない資料を、調査・研究等の目的により、ID・パスワードによる認証を経て利用できるようにしたものです。今回追加されたのは、九州大学附属図書館所蔵の「相見文庫」に含まれる「相見香雨自筆調査録」全240冊です。相見香雨は松江市出身の美術史家で、同調査録には、日本美術に関するさまざまな調査記録が綴られています。

利用には閲覧申請書の提出が必要で、許可書発行後に附属図書館(本館)内の専用端末で閲覧できます。

デジタルアーカイブに認証コンテンツ(学外機関所蔵分)を追加しました(島根大学附属図書館,2021/6/21)
https://www.lib.shimane-u.ac.jp/new/2021061800017/

参考:
島根大学附属図書館、「松江が生んだ美術史家・相見香雨「自筆調査録」」展を開催
Posted 2016年7月7日
https://current.ndl.go.jp/node/32021

CA1988 – 島根大学附属図書館デジタルアーカイブのIIIF Authentication API導入 / 青柳和仁
カレントアウェアネス No.346 2020年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1988