2021年1月19日、韓国国立中央図書館(NLK)が、「図書館の感染症危機対応マニュアル」を全国の公共図書館・大学図書館に1月中に配布すると発表しました。
感染症の流行時に図書館職員および利用者を保護し、図書館機能を安定的に維持することを目的に作成されたものです。国内外での感染症により危機的状況となった際に、多くの人が利用し感染症の危険にさらされる施設である図書館のため、独自の感染症対応指針を整備し、全国の図書館と共有するために作成したとしています。
マニュアルは、図書館内での感染症予防・対応方法、初期段階からの体系的な感染症対応方法・注意事項などからなり、
・感染症流行時の図書館の準備内容
・利用制限時の図書館の運営方法
・図書館内で感染者が発生した際の対処方法
・教育、行事、展示等の運営
・感染症関連各種政府ガイドライン
等が収録されています。
同マニュアルは同館ウェブサイトでも公開されています。
국립중앙도서관,「도서관의 감염병 위기대응 매뉴얼」배포(国立中央図書館、「図書館の感染症危機対応マニュアル」配付)(NLK,2021/1/19)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=37949&schBcid=normal0302
국립중앙도서관의 대응(国立中央図書館の対応)(NLK)
https://nl.go.kr/covid19/contents/CV2010000000.do
※リストの1つ目が「도서관의 감염병 위기대응 매뉴얼(図書館の感染症危機対応マニュアル)」です[PDF:94ページ]。