国立公文書館、「新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた国立公文書館における対応について」を発表:当面の措置として閲覧室を閉室

2021年1月4日、国立公文書館が、「新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた国立公文書館における対応について」を発表しました。当面の措置として、1月5日から1月9日まで閲覧室を閉室するとしています。

同館では、新型コロナウイルス感染症の発生状況を踏まえ、感染防止対策等の対応を行いながら、利用との両立を図ってきており、国においても、国営施設等の年末年始の休園の延長等、更なる取り組みを行なっているものの、依然として、連日、多数の新規感染者が発生している状況であり、1月4日の内閣総理大臣の記者会見において、一都三県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)を対象とする緊急事態宣言の検討を行う旨の発言があったことから、より感染症防止対策に対応するため閉室することとしたと説明されています。

上記期間中においても、郵送等による特定歴史公文書等の利用請求の受付、電話等による特定歴史公文書等についてのレファレンス、郵送・FAX・メールによるオリジナル商品の注文受付や国立公文書館友の会入会受付等は、平常時より時間を要する場合があるものの引き続き実施するとしています。

新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた国立公文書館における対応について[PDF:1ページ](国立公文書館,2021/1/4)
http://www.archives.go.jp/news/pdf/information_NAJ20210104.pdf

参考:
国立公文書館、2020年6月2日からの再開館を発表
Posted 2020年6月1日
https://current.ndl.go.jp/node/41099