2020年10月30日、図書館流通センター(TRC)と大日本印刷株式会社(DNP)が、「バーチャル図書館」の開発を開始したことを発表しました。
発表によると、仮想空間上の図書館内で利用者が書架を巡って書籍を探し、電子書籍での閲覧やリアルな書籍の取り寄せができる等、バーチャルとリアル両方の利点を生かした図書館サービスの実現が目的とされています。
11月1日から30日にかけてオンラインで実施されている第22回図書館総合展で、デモンストレーション版が公開されています。
図書館流通センターと大日本印刷が共同で未来の図書館「バーチャル図書館」の開発を開始 [PDF:236KB](TRC, 2020/10/30)
https://www.trc.co.jp/information/pdf/20201030_TRCrelease.pdf
大日本印刷と図書館流通センター 未来の図書館「バーチャル図書館」の開発を開始(DNP, 2020/10/30)
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158777_1587.html
関連:
第22回図書館総合展
https://2020.libraryfair.jp/
参考:
図書館流通センター(TRC)が提供する電子図書館サービスの2020年5月貸出実績が前年同月比526%に増加:新型コロナウイルス感染症拡大による公共図書館の休館等の影響
Posted 2020年6月18日
https://current.ndl.go.jp/node/41260
大日本印刷と図書館流通センター、日本電子図書館サービスとの資本提携を発表
Posted 2016年11月1日
https://current.ndl.go.jp/node/32850