2020年度「北海道福祉のまちづくり賞」の公共的施設部門に釧路市中央図書館の入居する新釧路道銀ビルが受賞:複合建物の中に楽しみながら学ぶ新しい形の図書館として評価

2020年10月9日付の北海道の報道発表資料で、「令和2年度(2020年度)北海道福祉のまちづくり賞」の受賞者が発表されており、公共的施設部門に釧路市中央図書館(北海道)の入居する新釧路道銀ビルが受賞しています。

「北海道福祉のまちづくり賞」は、福祉的配慮に優れた事例を広く道民・関係事業者へ紹介することで普及啓発を図ることを目的として、1998年度から開始し2020年度で22回目を迎えます。

図書館の入居するフロアが分かりやすく構成され細やかな福祉的な配慮がなされていることや、複合建物ならではの動線確保・セキュリティー・災害時の安全性を重視しつつ多目的な利用を目指す街なかの図書館として「複合建物の中に楽しみながら学ぶ新しい形の図書館」であることなどが、新釧路道銀ビルの受賞理由に挙げられています。

「令和2年度(2020年度)北海道福祉のまちづくり賞」の受賞及び表彰式について(受賞者:石狩、渡島、上川、十勝、釧路管内) [PDF:195KB](北海道,2020/10/9)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/hodo/happyo/r2/10/021009-07fukusi.pdf

@kushiro.library(Facebook,2020/10/11)
https://www.facebook.com/kushiro.library/posts/1766506330169372

参考:
E2091 – あらゆる人が集う場所に:英・公共図書館建築の優良事例から
カレントアウェアネス-E No.360 2018.12.20
https://current.ndl.go.jp/e2091

No.18 地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能
https://current.ndl.go.jp/report/no18