2020年9月15日、科学技術振興機構(JST)は、JSTの構築する電子ジャーナル出版推進のためのプラットフォームJ-STAGEについて、利用発行機関向けに編集登載システムの新機能をリリースすることを発表しました。
編集登載システム新機能のリリースは2020年9月26日に実施されました。新機能のリリースによって、J-STAGE利用発行機関はWordもしくはLaTeX形式の原稿ファイルを元にJ-STAGEに登載可能な全文XMLファイルを作成・編集できるツールの利用や、J-STAGEに登載済みの記事データのPubMed Central(PMC)・DOAJ(Directory of Open Access Journals)に対応した形式のXMLファイルによるダウンロードなどが可能となっています。また、早期公開記事の改版記事を登載・公開するための管理機能や、各記事の抄録の二次利用について可・不可のフラグの設定等に関する機能も併せて公開されています。
ニュース(J-STAGE)
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB1/Current/Page1/-char/ja
※2020年9月15日付けのニュースに「【発行機関の皆様へ】2020年9月26日に編集登載システムへ新機能のリリースを行います。」とあります。
J-STAGE編集登載システム新機能リリースノート [PDF:8ページ](J-STAGE,2020/9/15)
https://www.jstage.jst.go.jp/static/files/ja/pub_release_edit_20200926.pdf
J-STAGE編集登載システム新機能リリースノートJ-STAGE利用発行機関向け 別紙1 早期公開版管理手順 [PDF:22ページ](J-STAGE,2020/9/15)
https://www.jstage.jst.go.jp/static/files/ja/pub_release_edit_20200926_appx1.pdf
J-STAGE編集登載システム新機能リリースノートJ-STAGE利用発行機関向け 別紙2 抄録ライセンスフラグ設定手順 [PDF:11ページ](J-STAGE,2020/9/15)
https://www.jstage.jst.go.jp/static/files/ja/pub_release_edit_20200926_appx2.pdf
参考:
科学技術振興機構(JST)、2020年2月22日にJ-STAGEへの機能追加としてデータリポジトリ対応機能をリリース
Posted 2020年2月13日
https://current.ndl.go.jp/node/40237
E2271 – J-STAGE Data:オープンサイエンス時代の新たなサービス
カレントアウェアネス-E No.393 2020.06.25
https://current.ndl.go.jp/e2271