2020年6月12日、欧州研究図書館協会(LIBER)は、2019/2020年の年次報告書である“LIBER Europe 2019-2020 Annual Report”のリポジトリZenodo上での公開を発表しました。
LIBERによる年次報告書の公開は、2018/2019年版に続き今回が2度目となります。2019年6月から2020年5月までの主な出来事、2018-2022年の戦略計画の進捗状況、関与した国際的なプロジェクト、年次大会や季刊誌“LIBER Quarterly”に関するデータ、会計状況等が報告されています。
年次報告書公開に関する発表では、対象期間内の主な出来事として、第48回年次大会の開催、同大会でLIBERの運営を持続可能とするための提案が採択されたこと、国際プロジェクト(SSHOC、INOS、 reCreating Europe)での他機関との協力実施、第49回年次大会のオンライン開催決定、ウェビナーを17回開催し計2,500人以上の参加があったこと、LIBERに新たに10機関が参加したことなどを挙げています。
LIBER’s 2019-2020 Annual Report(LIBER, 2020/6/12)
https://libereurope.eu/blog/2020/06/12/libers-2019-2020-annual-report/
LIBER Europe 2019-2020 Annual Report(Zenodo, 2020/5/29)
https://doi.org/10.5281/zenodo.3864909
参考:
欧州研究図書館協会(LIBER)、2018/2019年の年次報告書を公開
Posted 2019年6月17日
https://current.ndl.go.jp/node/38362
欧州研究図書館協会、2018-2022年の戦略計画を発表
Posted 2017年11月22日
http://current.ndl.go.jp/node/35046
欧州の20機関以上が参加するSSHOCプロジェクト、プロジェクト成果物“SSH Open Marketplace”の公開スケジュールを発表
Posted 2020年5月11日
https://current.ndl.go.jp/node/40914
欧州研究図書館協会(LIBER)、研究の開放性を測定する手法と責任ある研究評価指標に関するウェビナーの映像・スライドを公開
Posted 2019年9月20日
https://current.ndl.go.jp/node/39077