2020年5月29日、山梨県の富士吉田市立図書館は、同市の繊維産業地域おこし協力隊との連携企画として、「ハタオリマチ“ふじよしだ”を感じよう!」を実施していることを発表しました。
富士吉田市は1000年以上続く富士吉田・西桂(山梨ハタオリ産地)を次世代につないでいくためのプロジェクト「ハタオリマチのハタ印」に取り組んでいます。同企画はこのプロジェクトの一環として、市民にとって身近な場所である図書館で「郡内織物」に見たり触れたりできる場を作り、親しみを感じてもらうという趣旨の下で実施されます。同館内では、書棚への郡内織物のファブリックパネルの設置、閲覧コーナーの椅子の生地の郡内織物への張り替えなどが行われています。
同企画は新型コロナウイルス感染症の影響で図書館が休館していたため、予定よりも延期されて実施されています。富士吉田市立図書館は2020年5月26日から開館していますが、来館予約制による「条件付き開館」となっています。
ハタオリマチ“ふじよしだ”を感じよう! 【市商工振興課×図書館コラボ!!】(富士吉田市立図書館,2020/5/29)
http://flib.fujinet.ed.jp/forms/info/info.aspx?info_id=45212
参考:
伊勢崎市図書館(群馬県)、「いせさき銘仙の日」にあわせ、絹織物「伊勢崎銘仙」に関するイベントを開催:図書館職員は伊勢崎銘仙の羽織を着用
Posted 2019年2月22日
https://current.ndl.go.jp/node/37635
沖縄県立図書館、紅型・織物の標本をデジタル化して公開
Posted 2008年4月28日
https://current.ndl.go.jp/node/7741