ルクセンブルク大学近代デジタル歴史ルクセンブルクセンター、新型コロナウイルス感染拡大下の生活に関する写真・動画等の投稿が可能なプラットフォーム“COVID-19 memories”を開設

2020年4月10日、ルクセンブルク大学近代デジタル歴史ルクセンブルクセンター(Luxembourg Centre for Contemporary and Digital History: C2DH)が、新型コロナウイルス感染拡大下の生活に関する写真・動画・テキスト等の投稿が可能なプラットフォーム“COVID-19 memories”を開設しました。

同国で生活し働く人々が、感染拡大により生活をどのように変えたか、ソーシャルディスタンシング等の方法で家族の生活を如何に守っているのか、テレワークの導入により職業生活がどのように変わったのか、デジタル教育を通して学校はどのように機能しているのか、感染拡大をどのように表現しているのか、感染拡大に関する情報をどのように提供し教育しているのか、などといったことを共有するとともに、将来の世代のために保存することが目的です。

ポスター、警告や命令、電子メール、新聞、雑誌記事、買い物リスト、報告書、私的写真、絵、音声メッセージ、歌、動画、チャット、ソーシャルメディアへの投稿など多くのメディアが収集対象となっています。

@C2DH_LU(Twitter, 2020/4/10)
https://twitter.com/C2DH_LU/status/1248541600118124544

introduction (COVID-19 memories)
https://covidmemory.lu/introduction

COVID-19 memories
https://covidmemory.lu/

参考:
中国の博物館・図書館が「新型コロナウイルスとの闘い」に関する資料を収集中:行政資料や医療従事者の日記など
Posted 2020年3月4日
https://current.ndl.go.jp/node/40399

韓国国立中央図書館(NLK)、新型コロナウイルス感染症に関するウェブアーカイブを公開へ:国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)による同感染症のウェブアーカイブプロジェクトにも参加
Posted 2020年3月10日
https://current.ndl.go.jp/node/40442

国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)、新型コロナウイルス感染症に関するウェブアーカイブ“Novel Coronavirus (COVID-19) ”を公開
Posted 2020年3月18日
https://current.ndl.go.jp/node/40537

新型コロナウイルス流行下における地域の経験を記録する:デジタルアーカイブ作成の取組(米国)
Posted 2020年3月25日
https://current.ndl.go.jp/node/40591

オーストリア・ウィーンミュージアム、新型コロナウイルス流行下におけるウィーンの状況を示す写真の提供を呼びかけ
Posted 2020年3月27日
https://current.ndl.go.jp/node/40630

新型コロナウイルス流行下の社会の記憶を収集・アーカイブするプロジェクト“coronarchiv”(ドイツ)
Posted 2020年4月8日
https://current.ndl.go.jp/node/40731

※本文の一部を修正しました(2020/4/27)