神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ、同館医学分館の貴重書『治験録』の電子化画像を公開

2020年4月6日、神戸大学附属図書館は、同館医学分館の貴重書『治験録』の電子化画像を神戸大学附属図書館デジタルアーカイブで公開したことを発表しました。

公開された『治験録』は米国の宣教医ベリー(John Cutting Berry)を著者とし1874年に発行されました。ベリーは1872年に宣教医として神戸を訪れ診療活動を行っています。『治験録』はベリーらが設立した貧民病院「恵済院」や神戸大学医学部附属病院の前身である「兵庫県病院(神戸病院)」等における診断・治療を記録した史料です。

公開された電子化画像の二次利用にあたって事前申請は不要であり、出典の明記、及び改変の際には改変の旨を明記することで自由に利用することが可能です。

医学分館貴重書『治験録』電子化画像を公開しました(神戸大学附属図書館,2020/4/6)
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/15935/

解題 J・C・ベリー『治験録』(1874年)(神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/kichosyo/chikenroku/

参考:
神戸大学附属図書館デジタルアーカイブで同館所蔵の『大阪商工新報』『大阪商工新聞』『大阪メリヤスタオル商工新聞』が公開
Posted 2020年2月7日
https://current.ndl.go.jp/node/40191

神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ、一部画像が申請なしで二次利用が可能に
Posted 2019年1月9日
http://current.ndl.go.jp/node/37343