全国の短期大学刊行紀要を収録対象とする紀要論文データベース『全国短期大学紀要論文索引PLUS』が一部公開される

2020年1月31日、実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館は、全国の短期大学刊行紀要を収録対象とする紀要論文データベース『全国短期大学紀要論文索引PLUS』の一部公開を発表しました。

1980年代から1990年代にかけて刊行されていた図書館科学会編『全国短期大学紀要論文索引』をベースとして、実践女子大学短期大学部及び他大学の紀要論文情報を加えてデータベース化したものであり、公開にあたり私立大学図書館協会の研究助成を受けています。

今回、遡及入力が終了した2万5千件が公開対象となっています。2021年3月末を予定している遡及入力完成後には、1950年から1991年前後までに、全国の400短期大学以上で刊行されていた紀要500誌以上に掲載された論文情報の検索が可能となるとあります。

同データベース上の紹介では、構築の背景として、短期大学紀要類が国立国会図書館の「雑誌記事索引」の正式な採録誌となったのは2000年4月であり、多くの論文情報がいまだ探索しにくい状況にあることを挙げています。

『全国短期大学紀要論文索引PLUS』のデータベース一部公開について(実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館, 2020/1/31)
https://www.jissen.ac.jp/library/news/year2019/20200131.html

私立大学図書館協会・研究助成(2019/2020年度)(実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館)
https://www.jissen.ac.jp/library/search/researchgrant/index.html

全国短期大学紀要論文索引PLUS
https://opac.jissen.ac.jp/repo/repository/tandai/

参考:
実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館、OPACを一新 日本図書コードの分類コードを利用した検索が可能に
Posted 2018年4月16日
https://current.ndl.go.jp/node/35849