国立国会図書館、JAPAN/MARC MARC21フォーマット変更箇所一覧および『日本目録規則2018年版』適用細則案等を公開

2020年1月21日、国立国会図書館(NDL)は、JAPAN/MARC MARC21フォーマット変更箇所一覧および『日本目録規則2018年版』適用細則案等の公開を発表しました。

NDLでは、2021年1月からの『日本目録規則2018年版』の適用開始を目指し、その適用細則や関連する基準等の作成作業を進めており、2019年10月公開分に続き2020年1月に、以下の適用細則および基準の案を公開しました。また、「JAPAN/MARC MARC21フォーマット」のうち、『日本目録規則2018年版』適用に伴い、フィールド・サブフィールド等の運用変更が生じる箇所についても一覧を公開しています。

〇『日本目録規則2018年版』適用細則(2021年1月)(案)
・「第3部 関連」
・「付録C.1 関連指示子 : 資料に関するその他の関連、C.2 関連指示子 : 資料と個人・家族・団体との関連、C.4 関連指示子 : 個人・家族・団体の間の関連」

〇アクセス・ポイントの選択・形式基準(2021年1月)(案)
・著作に対する典拠形アクセス・ポイント
・個人に対する典拠形アクセス・ポイント
・団体に対する典拠形アクセス・ポイント
・体現形に対する非統制形アクセス・ポイント(タイトル)

〇JAPAN/MARC MARC21フォーマット変更箇所一覧(2021年1月)
・単行・逐次刊行資料編
・典拠編

新着情報(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/index.html
※2020年1月21日付けの新着情報に「JAPAN/MARC MARC21フォーマット変更箇所一覧および『日本目録規則2018年版』適用細則案等を公開しました」とあります。

NCR2018適用細則(案)等について(2021年1月適用開始予定)(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/data/ncr/index.html#ncr2018

参考:
CA1951 – 『日本目録規則2018年版』のはじまり:実装に向けて / 渡邊隆弘
カレントアウェアネス No.340 2019年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1951

日本図書館協会(JLA)、『日本目録規則2018年版』を刊行
Posted 2018年12月25日
http://current.ndl.go.jp/node/37286

日本図書館協会(JLA)、『日本目録規則2018年版』のPDF版を公開
Posted 2019年1月8日
http://current.ndl.go.jp/node/37335

国立国会図書館、『日本目録規則2018年版』適用細則案を公開
Posted 2019年10月29日
https://current.ndl.go.jp/node/39377