2019年12月6日に発行された奈良県王寺町の広報紙・広報おうじ『王伸』の第704号において、同町が10月から町内の3小学校・2中学校の全ての図書室で、児童・生徒だけで図書の貸出や返却・蔵書検索等が可能な「雪丸図書システム」を導入したことが紹介されています。
「雪丸図書システム」は、ぬいぐるみの形をした同町公式キャラクター「雪丸」のロボットが図書の貸出や返却の際に、児童・生徒の名前を読み上げたり、話しかけたりするものです。
報道によると、「雪丸ロボット」は同町の町立図書館で会話や絵本の読み聞かせをするぬいぐるみと同じタイプであり、児童・生徒が通いたくなる学校図書室作りと読書習慣の定着を目指して導入された取り組みです。
広報おうじ「王伸」 No.704 [PDF:13.7MB](王寺町,2019/12/6)
http://www.town.oji.nara.jp/material/files/group/2/191206_A3.pdf#page=9
※p.16に「学校図書室に雪丸図書システム導入」とあります。
本貸し出し、自分で 小中に雪丸図書システム 王寺町が導入 /奈良(毎日新聞,2019/12/13)
https://mainichi.jp/articles/20191213/ddl/k29/040/457000c
参考:
図書館案内ロボット3代目「うさたん」、小山市立中央図書館(栃木県)で公開実験
Posted 2017年1月17日
https://current.ndl.go.jp/node/33269
E1253 – 小学生の“調べる”をお手伝い―国際子ども図書館子どもOPAC
カレントアウェアネス-E No.208 2012.01.19
https://current.ndl.go.jp/e1253