2019年7月10日、灰色文献に関する国際的なネットワークGreyNet(Grey Literature Network Service)が、イタリアの国立研究議会情報科学技術研究所(ISTI-CNR)と共同で、灰色文献国際会議の第1回から第20回までの会議論文(conference paper)約400点をオープンアクセスで公開したと発表しています。
各々の論文は、システムが生成した引用とともに豊富なメタデータをともなっており、最新5回分の論文にはDataCiteによるDOIが付与されています。残りの論文についても今後DOIを付与するとしています。
Now Online – The Largest Collection of Conference Papers in the Field of Grey Literature(GreyNet,2019/7/10)
http://greyguide.isti.cnr.it/index.php/homepage/124-greyguiderepository
Browse Collection(s) Conference Papers – International Conference Series on Grey Literature
http://greyguiderep.isti.cnr.it/listtitoligl.php?authority=GreyGuide&collection=GLP&langver=en&RighePag=
参考:
CA1952 – 灰色文献のいま~2010年代の動向を中心に~ / 池田貴儀
カレントアウェアネス No.340 2019年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1952