2019年6月30日、韓国・江原道の束草市は、政府が発表した「第3次図書館総合計画」に基づいた、束草市立図書館の閲覧室の改修工事が終了し、7月2日にオープンすると発表しています。
仕切られた1人での学習スペースから、開放的で誰でも利用可能な生活文化施設として図書館の本来の機能を強化することで、利用者の創造性・自立性を伸ばすことが目的です。
図書館では今後、ブックコンサート、週末の夜に出かける音楽会などを実施し、楽しい「騒音」を伴う、本の文化に関する交流プログラムを実施し、地域の生活文化施設として位置付けられるよう努力するとしています。
あわせて、同館において7月1日から実施される労働時間の週52時間の上限規制に対応するため、図書館の運営時間を調整し、勤務条件の改善やワークライフバランスの実現を目指すとしています。
속초시립도서관, 칸막이식 열람실 대신 열린 열람실로 변신(束草市立図書館,仕切られた閲覧室に代わって開かれた閲覧室に変身)(束草市,2019/6/30)
http://www.sokcho.go.kr/portal/openinfo/sokchonews/media_report?articleSeq=505507
関連:
週52時間勤務制 1日から路線バス業や放送業などでも実施(KBS WORLD Radio,2019/7/1)
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=72539
参考:
E2135 – 私達の人生を変える図書館:第3次図書館発展総合計画(韓国)
カレントアウェアネス-E No.368 2019.05.16
http://current.ndl.go.jp/e2135