2019年2月21日、経済産業省による「平成30年度政府衛星データのオープン＆フリー化及びデータ利用環境整備事業」の受託企業であるさくらインターネット株式会社が、衛星データプラットフォーム「Tellus（テルース）」の運用開始を発表しています。
衛星データおよびその分析・アプリケーションなどの開発環境を無料で提供するプラットフォームで、政府の提供する衛星データに加え、民間が提供する地上・宇宙のデータも多数保持されています。また、これらデータを、クラウド・GPU・ストレージなどのコンピューティングリソースを使って、オープン＆フリーで利用することができます（上限あり）。
さくらインターネット、クラウド上で衛星データの分析ができる日本初の衛星データプラットフォーム「Tellus（テルース）」を運用開始 ー衛星と地上データによる新たなビジネス創出に寄与し、日本の経済力強化へー（さくらインターネット株式会社,2019/2/21）
https://www.sakura.ad.jp/information/pressreleases/2019/02/21/1968199564/
Tellusとは（Tellus）
https://www.tellusxdp.com/ja/about
Tellus
https://www.tellusxdp.com/
平成30年度政府衛星データのオープン化及びデータ利用環境整備事業に係る委託先の採択結果について（経済産業省,2018/3/19）
http://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/2018/s180319001.html
参考：
経済産業省、「政府衛星データのオープン＆フリー化及びデータ利用環境整備に関する検討会」の報告書を公開
Posted 2017年10月30日
http://current.ndl.go.jp/node/34908
「宇宙基本計画」の工程表改訂に向けた宇宙政策委員会の中間取りまとめが公開：衛星データのカタログ整備やオープン化
Posted 2017年6月16日
http://current.ndl.go.jp/node/34181
経済産業省とNASAによる全球3次元地形データ、無償提供へ 産総研による付加価値を加えたデータも無償提供開始
Posted 2016年4月5日
http://current.ndl.go.jp/node/31269
