米国国立公文書館(NARA)、オバマ政権下の機密扱いされていない大統領記録のデジタル化に関し、バラク・オバマ財団と覚書を締結

2019年2月19日、米国国立公文書館(NARA)は、同館長のブログにおいて、オバマ政権下の機密扱いされていない大統領記録原文のデジタル化計画に関し、バラク・オバマ財団(Barack Obama Foundation)と覚書を締結したと発表しています。締結は2月15日付です。

オバマ大統領図書館が所蔵する約3千万ページの機密扱いされていない大統領記録を電子化し、メタデータとともにNARA及びオバマ大統領図書館のウェブサイトから公開する内容で、オバマ財団がNARAの承認を受けて業者を選定し、同作業を監督します。

2018年9月に交わされた基本合意書に基づく最初の締結です。

NARA and Obama Foundation Sign a Digitization Memorandum of Understanding(National Archives AOTUS Blog,2019/2/19)
https://aotus.blogs.archives.gov/2019/02/19/nara-and-obama-foundation-sign-a-digitization-memorandum-of-understanding/

Memorandum of Understanding Regarding the Digitization of Obama Presidential Records (2019/2/15)[PDF:10ページ]
https://www.archives.gov/files/foia/obama-digitization-mou-executed-2-15-19.pdf

Obama Presidential Library Agreements(NARA)
https://www.archives.gov/foia/obama

BARACK OBAMA PRESIDENTIAL LIBRARY
https://www.obamalibrary.gov/

参考:
オバマ財団・米国国立公文書館、オバマ大統領の記録の保存と利用に関して発表
Posted 2017年5月9日
http://current.ndl.go.jp/node/33959

ホワイトハウス、オバマ政権がソーシャルメディア上で発信した情報を米国国立公文書館で保存すると発表
Posted 2016年11月2日
http://current.ndl.go.jp/node/32861

※タイトルと本文を修正しました(2019/2/20)