2019年1月17日、英国図書館(BL)は、同館職員の男女間賃金格差についての最新のレポートを発表しました。
2010年平等法に関する2017年男女間賃金格差情報規則(Equality Act 2010 (Gender Pay Gap Information) Regulations 2017)によって、250人以上の雇用者を有する事業主に報告が義務付けられているものであり、2018年1月に続いて2回目の報告となります。
暫定の全国平均賃金格差は17.1%である一方で同館では現状3.89%であり、2018年のレポートの数値である6.22%よりも減少しているとあります。また、同館では2023年までの格差解消を目指すとしています。
British Library publishes latest Gender Pay Gap information(BL, 2019/1/17)
https://www.bl.uk/press-releases/2019/january/gender-pay-gap-published
参考:
CA1197 – アメリカ合衆国の図書館における男女の賃金格差 / 星野絵里子
カレントアウェアネス No.226 1998.06.20
http://current.ndl.go.jp/ca1197
北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2016-2017年度版を公開
Posted 2018年7月19日
http://current.ndl.go.jp/node/36350